フォントとデザイン

STEP1

フォントの種類によって相手に与える印象がかわります。

ターゲットや与えたい印象によってフォントの使い分けができるようにしてい

きましょう。

[日本語フォントについて]                                                                                                    

日本語のフォントは大きく分ける

と2種類です。

・ゴシック体…安定感・読みやすい・親しみやすさを出す・男性的

特徴→線の

太さが一定

 

明朝体…柔らかさ・高級感・繊細さを出す・女性的

特徴→線の

太さが一定で

ない、ハネ、はらい、ウロコなどがある

その他手書き書体・筆書体もありますが、読みづらいため使用する際に

多用しないなど、注意が必要です。

 

欧文書体(英語フォント)について                                                                         

英語のフォントは大きく分けると3種類です。

・サンセリフ体…安定感・読みやすさ・親しみやすさ

特徴→線の太さが一定

 

・セリフ体…柔らかさ・高級感・繊細さ・女性的な印象

特徴→ハネ、はらい、ウロコなどがある

 

・スプリクト体(筆記体)

特徴→装飾で使用(読みにくい為、通常は読ませたい箇所には使用しません。)

 

 

 

フォントもデザインもですが「かっこいいから、綺麗だから」

という理由で選ぶのは意味がありません。

今回のデザインの目的は何か?

その上で出したい雰囲気、ダーゲットや制作意図、読みやすさ

を考えフォントを選んでくださいね。

[おすすめ日本語フォント]                                  

現役デザイナーがおすすめする、よく使うフォントをリストアップしました。

(中には有料フォントもあるので、購入については無理のない範囲でよく検討してください。)

ただし、どのフォントを使うのか、を決めるのは

・クライアントからのヒアリング結果

・商品・サービスの特徴

・演出したい雰囲気

・競合

・ターゲット

・時代背景

によって変わります。

ここでご紹介しているフォントよりも、上記を検討した結果の方を優先順位を高くしてください。

 

フォントは、使用しているパソコンによって、初期搭載されている種類に違いがあります。

Macでは標準搭載のものも、Windowsでは購入が必要だったりする場合があります。

また有料フォントは平均価格が2万〜5万程度でかなり高額ですので

無理のない範囲で揃えることが必要です。

有料フォントと類似している無料フォントがある場合があるので、

購入を検討する場合は調べたり、相談してください。

またPCの環境によって対応しているフォントがちがいますので、

購入の際にはご自身で使われているPCのバージョンに対応しているか

よく確認しましょう。

 

モリサワフォントについて                             

デザイナーがプロとして仕事をしていく。

本気で仕事をしていくと決め、必要と思うタイミングで購入を

検討するのが良いのがモリサワフォントです。

幅広い書体がどれも選べて好きなだけ使える画期的なライセンス商品です

(通常価格49,800円/契約、毎年更新が必要です。)

必要に合わせて検討してください。

 

Googleフォントについて

Googleフォントオープンソースフォントで、だれでも無料で使用することができるポイントを提供するサービスです。ウェブサービスのソースに指定された行動を記載するだけで、どのデバイスからでも指定したフォントが表示されます。オーブン書体(ローマ字)はかなり種類のフォントが用意されているので、デザインの幅が広がるでしょう。また各本とはダウンロードし、PCにインストールすると、紙媒体の時代にも使用することができます。もちろんウェブサイトデザインをする際にも使えるので非常に便利です。

インストールしたい放題

Adobeのコンプリートプランで契約している方は、通常有料で提供されてるフォントを含んだ様々なフォントがサービスの追加課金なしで使えるタイプキットを利用するのもいいでしょう

日本語はまだ充実していないですが、

種類オープン書体はかなりの数のフォントが用意されています。

 

それなら全てインストールしたいと思う方もいるかもしれませんが、フォントファミリーが入れると動作が重くなることがほとんどです。必要な時に必要なフォントを少しずつインストールして使用するのがいいでしょう
見出しにオススメのフォント                                

LP (ランニングページ)チラシ等の見出し部分にお勧めのフォントをリストアップします。

見出しにお勧めのゴシック体

安定感読みやすさを優先する場合に使用するゴシック体。

ここではゴシック体の中でもより、可読性が高いものと言う基準でお勧めしています。紙媒体とは違い、手元に置いていることができないウェブサイトでは、特に可読性の高い文字が好まれる傾向にあります。

・ヒラギノ角Pro(Macでは標準搭載、ウィンドウズは購入が必要)

・源ノ角シックJP(無料ダウンロード可能)

・A-OTF ゴシックMB101 Pro(モリサワ有料フォント)

 

ヒラギノ角ゴシックとよく似ているフリーフォント

・Noto Sans JP(Open Type)

ヒラギノの角ゴほんとにそっくりで無料で利用することができる

ウェイト(太さ)が7種類も用意されているので、とても使いやすい。

ウェブフォントも用意されているので、いろいろなウェブサイトで利用可能。

 

見出しのおすすめの明朝体

繊細さ女性らしさ高級感を優先する場合に使用する明朝体、ここでは明朝体の中でも比較的可読性が高いもの、と言う基準でお勧めしています。

・リュウミンpro(モリサワ有料フォント)

・うつくし明朝(フリーフォント)

親しみ感があり、可愛らしい、女性らしいデザイの際に、見出しに使用されることがある。

デザインに合わせて、パスを動かしアレンジしながら使っても雰囲気が良くなります。

ただし可読性は若干低めです。

 

段落におすすめのフォント                               

段落とは、見出し部分ではなく文章として読ませる為、

または見出し部分の説明文章、補足文章の部分です。

見出しとは違い、小さなフォントサイズで扱うことになります。

リストアップしたフォントの中でもフォントウェイト(太さ)は

比較的細いものを使うのがいいでしょう。

紙媒体の印刷で可能な最小サイズである4~5ptのフォントは、

ゴシック体を使用するのがおすすめです。

段落におすすめのゴシック体

見出しでおすすめしたゴシック体は家族性が高いので、

段落にも使用することも多くお勧めです。

ここでは見出しにお勧めしたゴシック以外に

比較的使用頻度が高いものをご紹介します。

 

・小塚ゴシックPro(Macでは、標準搭載、ウィンドウズでは購入が必要)

 

・遊ゴシック体(標準搭載)

・メイリオ(標準搭載)

・Koruri(フリーフォント)

・丸ゴシック(標準搭載)

段落にお勧めの明朝体                                                                                                                  

ここでは見出しにお勧めした明朝体以外に比較的使用頻度が高いものを紹介します。

・小塚明朝Pr(Macは標準搭載)

・IPAex(フリーフォント)

フリーフォントってなに?

フリーフォントとは、一般的に企業ではなく個人の方が自作したフォントです。

 

その他、アクセントに使うと雰囲気に出しやすいフォント                                                                    

ここでご紹介するフォントは、可読性はそれほど高くないため、

読ませたい見出しに使うことをお勧めしません。

ですがデザインは読ませることだけが目的でもありません。

演出したい雰囲気に合わせて遊び文字と言う形で選択しましょう。

ただし

・クライアントからのヒアリング結果

・商品サービスの特徴

・演出したい雰囲気

・競合 ターゲット

・時代背景

と言ったところから、目的に合わせて選択することが重要です。

・ふい字(フリーフォント)

・ほのか明朝(フリーフォント)

見出しにお勧めしたうつくし明朝同様女性らしい柔らかさ、繊細さをを出したいときに

 

フォントの追加インストール                               

インターネット上で様々なフォントが配布されているので、

気に入ったフォントがあればインストールして使えるフォントを増やしていきましょう。

注意必要のないフォントまでインストールしすぎると

PCの容量圧迫してしまうのでご注意ください。

また注意商用利用の可不可を確認してからご利用ください。

 

 

 

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