Q)配色パレットを考える際、写真や、素材等の色は色数に入れますか?

よくある質問

まず、3色は、カラーパレットから作った色、ではなく

作品の全体が構成されている3色

と考えたほうがいいです。

空パレットを作成する。そもそもの目的は

色数を減らすことです。

色数を減らすことで

・全体にまとまりを出すのが容易

・伝えたいことを強調するのが容易

・トンマナがズレにくい

・全体として見やすい

と言うことを意識するために、配色パレットを使用(色を制限)していただいています。

写真や素材によって作品の中で様々な色が入る事は当然あります。

写真の色を数える、数えない

それは作品の中で写真どれぐらいの重きを置いているかにもよります。

写真の面積が大きく、さらに、写真の全体として特徴的にこの色、

と言う色があるのであれば、色数に入れておくのもいいです。

それほど重要ではないのであれば

フォントや背景に使用した色を色として考えると良いです。

数字のような答えがあるわけではないので

「必ず写真の色を数えてください」

とも

「写真の色は数えなくてもいいです」

とは言い切れないです。

ただ、合格基準として見ているのは、パレットの3色を使っているか、ではなく

「全体としてばらつくことなく、伝えたいことが伝えられているか?」

です。

パレット以外の色が入っていたとしても

全体としてその基準が満たされていればいいです。

デザインの経験がそれほどないうちから

様々な色を使い、記事を満たすのはより難しくなるので

3色で、と言うラインを定めています。

常に意識してほしいのは

「何のために」パレットを作っているのか?

と、いうことです。

その何のために、が達成されていれば良いので、ここの色は数えるのか?

ここは数えないのか?にとらわれることなく、柔軟に考えていただければと思います。

写真の色を計算して、全体の色が構成されている例も挙げておきます。

 

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