この質問、実は今でも非常によくいただきます。
「Illustratorで作る人は少ないですか?」「Canvaじゃダメですか?」と。
結論からお伝えします。
▶ 正解はありません。
▶ 大事なのは、「効率よく、確実な成果を出せる手段」を選べているかどうかです。
なぜ「WEB=Photoshop」という常識が生まれたのか
それには明確な歴史的理由があります。
かつて、Photoshopはいち早くRGB(画面表示用の色)に対応し、
Web制作に必要な書き出し機能が最も充実していました。
一方で、Adobe Illustratorはもともと「印刷媒体(紙)」のために
開発されたソフトという背景があったため
長らく「WebデザインならPhotoshop一択」という認識が
業界のスタンダードだったのです。
しかし、今は「選択肢」が大きく広がっています
現在の制作環境は劇的に進化しました。
IllustratorでもRGBでの制作が当たり前になり、
ピクセル単位の精密な書き出しも容易です。
さらに、WebやアプリのUI設計に特化した
Figma のようなツールも登場し、現場の主役になりつつあります。
そして、Canvaという選択肢
Canva は、
“誰でも扱えるデザインツール”として急速に普及しています。
特に強みは、
✔ テンプレートが豊富
✔ 操作が直感的
✔ SNS投稿やバナー制作がスピーディ
✔ クライアント自身が更新しやすい
小規模事業者や個人起業家向けの
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SNS投稿画像
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簡易バナー
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セミナー資料
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簡易LP
などでは非常に効率的です。
「制作」だけでなく、
運用まで考えた設計ができる点は大きな強みと言えます。
では何を基準に選ぶべきか?
基準は3つです。
① 自分が最も効率よく作れるツール
迷いながら作ることが一番非効率です。
② 納品・運用方法
コーディング会社へ渡すのか、
クライアントが自分で更新するのか。
③ 案件の目的
本格的なWEB構築か、
SNS運用か、
確認用の設計資料か。
結論
WEBデザインは
特定のソフトでなければならない時代ではありません。
✔ 設計力があること
✔ 目的に合ったツールを選べること
✔ 納品後の運用まで考えられること
これができれば、ツールは“手段”に過ぎません。
ツール選びで迷うより、
成果を出せる設計ができるかどうか。
そこに時間を使いましょう。



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