参考デザインの探し方

前記事では「課題の取り組み方」として解説しましたが、
デザイン制作に慣れないうちは、常にこの手順で作ると考えてください。

基礎の流れは変わりません。

理解するだけでなく、
無意識にできるようになるまで繰り返すこと。

ここが甘いと、どれだけセンスがあっても伸びません。

多くの人がつまずく 「参考デザイン」の使い方

受講生が最も苦戦するのが、

参考デザインをどう活用すればいいのか?

という点です。

真似が下手な人の共通点

よくある質問があります。

「真似しているつもりなのに、なんか微妙になります…」

その原因はシンプルです。

観察が足りていない。

デザインで一番大事なのは「観察」

表現力より、センスより、まず観察力です。

絵が上手い人は、よく見ています。

・サイズの違い
・余白の広さ
・フォントの太さ
・文字間
・配置バランス
・色の比率

なんとなく真似すると、
「似ているけど違うもの」になります。

「なんとなく良い」で終わらせない

参考デザインを見て、

・かわいい
・かっこいい
・好き

で止まっていませんか?

そこから一歩進めてください。

✔ なぜ良いと思ったのか?
✔ どの部分が良いのか?
✔ どの要素を真似するのか?
✔ 今回の課題にどう落とし込むのか?

ここまで言語化できると、精度が一気に上がります。

参考は「分解して使う」

参考デザインは1つ丸ごと真似る必要はありません。

実務ではむしろ、

・全体の雰囲気を参考にする
・フォント使いだけ参考にする
・飾り枠だけ参考にする
・配色だけ参考にする

など、分解して組み合わせます。

1作品=複数参考、が基本です。

図形・色・フォントの心理について

よくある質問です。

「女性らしさを出すなら丸がいい、と言われたけど、そういう心理はどう学べばいい?」

特別な理論書を読む前に、まずやることがあります。

日常を観察する

例えば日焼け止めのパッケージ。

説明を読まなくても、

・赤ちゃん用
・メンズ向け
・若い女性向け

なんとなくわかりませんか?

そこには共通点があります。

✔ パステルカラー
✔ 柔らかいフォント
✔ 角の丸いレイアウト
✔ 直線的で無機質なデザイン

それを「なんとなく」で終わらせない。

なぜそう感じたのか?を考える

丸みのある形は柔らかさや安心感を連想させやすい。
角ばった形は強さや安定感を連想させやすい。

でも大事なのは、

「丸=女性」
と覚えることではありません。

なぜそう感じるのか?
自分はどう受け取ったのか?

を考えることです。

思考の癖をつける

✔ なぜこの広告は読んでしまったのか?
✔ なぜこのチラシは読みにくいのか?
✔ 自分ならどう直すか?

上手いデザインも、下手なデザインも、
全部教材です。

考えない人は伸びません。

まとめ

参考デザイン活用のポイントは3つ。

  1. まずは忠実に真似る

  2. 良い理由を言語化する

  3. 分解して使う

そして何より大事なのは、

いちいち考えること。

感覚で作らない。
理由を持って選ぶ。

それができるようになると、
「なんとなく良い」から抜け出せます。

自問自答ですね。意識してないと「いいな」と思うだけで終わっちゃうので。

よく考えて。
「昨日読んだ広告なんでそれを読んだのか」
「なんでそれが目に止まったまったのか」

あるいは
「このチラシ読みにくいな。私の方が絶対うまいわ」って思うだけじゃなくて
「じゃあなんでそのデザインは変なのか?色がおかしいのか?自分だったらどう変えるのか?」
っていうのを見たりっていうのをやっていくと、力がつくはずです。

何でも「いちいち考える」っていうのを、癖付けたら良いと思います!
「マジカルバナナ」してください!!

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